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【あの現場は今】「鬼畜」の所業40日間 女子高生コンクリ詰め事件 加害者はもう40代 生かされない教訓  

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【あの現場は今】
「鬼畜」の所業40日間 女子高生コンクリ詰め事件 加害者はもう40代 生かされない教訓  

女子高生がコンクリート詰めにされたドラム缶が置かれていた現場周辺には現在、太い道路が走っている。時折トラックが行き交うが人通りは多くない=東京都江東区若洲 女子高生がコンクリート詰めにされたドラム缶が置かれていた現場周辺には現在、太い道路が走っている。時折トラックが行き交うが人通りは多くない=東京都江東区若洲

少女の監禁、暴行を見て見ぬふりした母親

 昭和63年11月25日夜、埼玉県内で少年Aが帰宅中の女子生徒=当時(17)=を脅して連れ去り、少年B、C、Dと共謀して東京都足立区綾瀬の少年Cの部屋に40日間にわたって監禁した。少年らは女子高生に繰り返し乱暴したほか、64年1月4日、素手や鉄棒で殴る、ける、またオイルをかけて火をつけるなどの暴行を加え、外傷性ショックで死亡させた。翌5日、遺体をコンクリート詰めにして若洲に捨てた。

 あまりに残忍な犯行は社会に大きな衝撃を与えた。とりわけ、監禁現場となった部屋にはCの保護者も住んでいたという点に激しい非難と疑問が集中した。

 Cの母親は少女を帰らせようとしたが、逆上したCに殴られ、少女は再び連れ戻された。事件の公判で、Cの弁護団はCの両親の責任にも言及。「あと一歩の努力と注意で被害者を救出しえた大人として、被害結果について全面的に責任を負うしかない」とした。

 「誰か救ってやれなかったのか」と当時、誰もが悔やんだ。しかし今も同じ理由で胸が痛む事件は絶えない。少年間の集団暴行、いじめ、家庭内の虐待-。

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