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【衝撃事件の核心】「写真、ばらまいておくからね」ストーカー警察官のおぞましい実態

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【衝撃事件の核心】
「写真、ばらまいておくからね」ストーカー警察官のおぞましい実態

ストーカーの元巡査部長が勤務していた茨城県警水戸署=水戸市三の丸(桐原正道撮影)

■18歳からの知り合い

 検察側の冒頭陳述や論告などによると、男は警察官を拝命した18歳のころに被害者の女性と知り合う。31歳で別の女性と結婚したが、42歳の頃から被害者の女性と肉体関係をもつようになった。

 男はその頃から、その女性との性行為を度々、撮影し、動画や写真で保存していた。写真は数にして数百枚にも上る。

 男が44歳のころ、不倫相手との性行為の様子が映ったビデオテープを妻に発見され、問い詰められて謝罪。だが、それも口だけで、裏では不倫関係を続けていた。

 ばれるのは時間の問題だった。犯行直前の57歳のころ、再度、不倫関係が妻に知られ、離婚を言い渡される。このことをきっかけに、被害女性からも「今後一切連絡を取らない」と絶縁を申し出られてしまった。ここから男のストーカー行為が始まる。

 男は3月30日付で県警を依願退職。県警本部は男を処分したが、その内容は「私的なことだから」として明らかにしていない。

■反省の色は…

 黒の半袖Tシャツというラフな格好で6月2日の初公判に臨んだ、身長170センチ前後のがっちりとした体形のこの男。罪状認否で裁判官から起訴状の記載事項に間違いがないか問われると、大きな体格に似合わず、か細い声を震わせながら「間違いありません」と話した。

 だが、被害者への気持ちを聞かれると「怖い思いをさせてしまいました。大変迷惑をかけて申し訳ないという気持ちです。2度と連絡を取らないし近づきません」と早口でまくしたてた。原稿を読むように抑揚もなく、反省の色はうかがえなかった。

 検察側は論告求刑で、「自己の感情の赴くままに犯行を行っており、動機は身勝手かつ自己中心的で酌量の余地はない」と断罪。「適当な監督者もおらず、再犯の恐れが高い。実刑判決にすべきだ」として、懲役1年6月を求刑した。

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