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先端技術「極めて価値」 防衛上の戦略・内政…過去にも標的

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先端技術「極めて価値」 防衛上の戦略・内政…過去にも標的

 武官は「ロシアの軍事情報を渡す」と3佐に持ちかけ、たびたび飲食に招き、現金も渡していたとされる。3佐は海自の戦術に関する内容など部外者に渡すことが禁じられていた資料をコピーするなどして提供。だがロシアの重要な軍事情報はほぼ入手できなかった。

 20年に内閣情報調査室の男性元職員がロシア大使館の元2等書記官に日本の内政情報を漏らしたとして摘発された事件では、職員は数百万円の現金を受け取る見返りとして、GRU所属の書記官に情報提供を自ら申し出たとされる。

 提供した資料は、政府の施策に対する世論の動向や海外の反応に関する調査・予測などの内部資料。首相官邸に報告した資料も含まれていた。中国関連や衛星など機密性の高い情報を要求された疑いもあった。

 民間人を介して、日本の技術が狙われたケースもある。17年、在日ロシア通商代表部員が、日本の電機大手子会社の関係者に接触。現金の見返りに、ハイテク技術などの情報を入手していた疑いが判明した。半導体関連など、軍事にも転用可能な情報が含まれていたことが分かっている。

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