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先端技術「極めて価値」 防衛上の戦略・内政…過去にも標的

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先端技術「極めて価値」 防衛上の戦略・内政…過去にも標的

 陸上自衛隊元幹部との接触が確認されたロシア大使館関係者の中には、ロシア軍の諜報機関「参謀本部情報総局」(GRU)に所属する人物が含まれていた可能性がある。世界各国でロシアの関与が疑われるスパイ事件が摘発される中、日本のハイテク技術や、同盟国の米国がもたらす最先端の軍事技術は、ロシア側にとって「極めて価値のある情報」(公安関係者)となっている。

 クリミア併合などウクライナ情勢の緊張が高まる中、対話を継続する日本の外交戦略や、日本を通して伝わる米国などの戦略情報も重要性が増しているとされる。ロシア側が日本国内での情報収集により力を入れている可能性もある。

 日本国内でも過去、GRUなどロシアの諜報機関が関与した情報漏洩が摘発された。対象者に巧みに接近した上で、防衛上の戦略や最先端技術などあらゆる情報を標的にする傾向がある。

 平成9年に立件された産業スパイ事件では、日本のハイテク技術が標的となった。12年にGRU所属とされる在日ロシア大使館の駐在武官に防衛機密を漏洩したとして、海上自衛隊の3等海佐が逮捕された事件では、防衛関係の情報が狙われていた。

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