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【小笠原で震度5強】震源を682キロに修正、気象庁「M8クラスで世界最深の地震」

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【小笠原で震度5強】
震源を682キロに修正、気象庁「M8クラスで世界最深の地震」

 小笠原諸島の母島(東京都)と神奈川県二宮町で震度5強を観測した地震で気象庁は31日、地震の規模を示すマグニチュード(M)を8・5から8・1に、震源の深さも約590キロから682キロに、それぞれ修正した。気象庁によると、1900年以降のM8以上では、世界最深の地震だとしている。

 気象庁によると、通常の地震の規模計算は、地震発生直後の津波有無の判断を迫られる中で作業しなければならず、3分の間で行われる。このため、遠い地点の地震波形まで精査できず近い地点のデータを元に弾き出すという。

 今回も同様の手順で小笠原諸島と伊豆諸島の4点のデータで計算し、Mを8・5とした。ただ、約2千キロ離れた地点も含めた101地点のデータで再計算したところ、Mを8・1に修正した。震源も約100キロ深い682キロと判明したとしている。

 気象庁によると、この修正でエネルギーは約4分の1に減る。修正は、その日のうちに行われることもあるが、気象庁は「非常に深いところの地震で、規模も大きかったことから精査に時間を要した」と説明している。

 太平洋プレートの沈み込みに伴う深いところで起きたとする説明などメカニズムについては変更はないとしている。

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