--自身の意向は
「組織的に責任が十分果たせなかったため、理事に厳重注意し、私も給与を自主返納した。私に対しても理事に対しても、新たな処分は検討していないとしか話せない」
--理事への厳重注意は何に対するものか
「組織としてSTAP問題を防ぐことができなかったこと。事後対応にも若干の瑕疵(かし)があった」
--科学界が求めたのは検証実験ではなく、不正の有無を解明することではなかったか
「両方あったと思う」
--誰がどんな動機で、胚性幹細胞(ES細胞)を混入させたか分かっていないが
「何をもって真相とするかだ。STAP細胞はES細胞の混入であり、研究全体が虚構だったということが最も大事な結論。行為者を特定すべきとの声があるのは承知しているが、詳細な検討の結果、法的な措置を行わないとの結論に至ったと認識している」
--STAP問題はなぜこれほど、社会問題化したと思うか
「良いか悪いかは別だが、一般社会の関心事がある。米国から来た若い女性(小保方氏)の華々しい成果を広報した。これは理研に若干責任があるが、大きな期待を持たせた。いろんな意味で社会から大きな期待を最初に持たれたということではないか」



