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和牛預託商法の被害者狙い詐欺未遂容疑 「かけ子」8人を逮捕 被害は14都道県で1億円か 埼玉県警

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和牛預託商法の被害者狙い詐欺未遂容疑 「かけ子」8人を逮捕 被害は14都道県で1億円か 埼玉県警

 和牛預託商法の詐欺被害者から現金をだまし取ろうとしたとして、埼玉県警は詐欺未遂の疑いで、東京都豊島区池袋の職業不詳、岡田泰容疑者(36)ら詐欺電話の「かけ子」とみられる21~42歳の男8人を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。逮捕は17日。

 8人の逮捕容疑は1月中旬、数年前に和牛預託商法で数百万円の被害に遭った都内の無職女性(66)方に、実在する企業の従業員を装い「当社は和牛預託商法会社から債権を継承した。株主、債権者のみなさまに株式交換をして、出資金を返還して和解したい」などと電話し、新株発行手数料として現金4千円をだまし取ろうとしたとしている。

 県警によると、男らは他にも、手数料を郵送させた後に証券会社社員などを名乗って「不正な取引だ」と指摘し、さらに弁護士をかたって「財産を押さえられる前に預かりましょう」と嘘をつき、現金を都内の私書箱に郵送させる手口で現金をだまし取っていた。このグループによる被害は北海道など14都道県で計約1億円に上るとみられ、県警は全容解明に向け裏付けを進めている。

 県警は17日、グループが拠点として使用していた東京都港区の雑居ビルの一室を家宅捜索し、過去の投資事業での詐欺被害者5千~6千人分の名簿や携帯電話55台などを押収。書類の中にはエビの養殖事業やカレー開発事業への投資事業に関わるものがあり、県警は同グループが別の詐欺に関与していた疑いがあるとみて捜査している。

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