産経ニュース

城崎容疑者が一両日中にも移送 ダッカ事件で釈放 日本大使館襲撃で逮捕状 

ニュース 事件

記事詳細

更新


城崎容疑者が一両日中にも移送 ダッカ事件で釈放 日本大使館襲撃で逮捕状 

ダッカ日航機乗っ取り事件で超法規的措置により釈放され、出国する直前の城崎勉受刑者=昭和52年10月1日、東京・羽田空港

 1977(昭和52)年のダッカ日航機乗っ取り事件をめぐる超法規的措置で出国後、米国で収監され、今年1月に釈放された日本赤軍メンバー、城崎勉容疑者(67)が、一両日中にも日本へ移送される見通しとなったことが17日、関係者への取材で分かった。警視庁公安部がインドネシアで発生した日本大使館襲撃事件をめぐり、現住建造物等放火未遂容疑で逮捕状を取り国際手配していた。超法規的措置での釈放から38年。公安部は移送後、逮捕する。

 城崎容疑者は96(平成8)年9月、ネパールで身柄を拘束されて米国に移送。インドネシアの首都・ジャカルタで日本大使館と米国大使館が襲撃された事件をめぐり禁錮30年の判決を受けたが模範囚で刑期短縮、今年1月16日に釈放され日本への移送手続きが進められていた。

 ジャカルタ事件は86(昭和61)年5月に発生。日米両大使館に迫撃弾が撃ち込まれ、カナダ大使館が入るビルの駐車場で車両が爆発した。「反帝国主義国際旅団」を名乗る犯行声明が出されていた。

 迫撃弾が発射されたホテルの一室が事件直後に出火し、襲撃犯が証拠隠滅を図った疑いがある。室内からは城崎容疑者の指紋が見つかり、公安部が平成4年、国外犯規定に基づき国際手配。公安部は昨年、インドネシアへ捜査員を派遣し、現場検証するなどしていた。

「ニュース」のランキング