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「国民の目が厳しくなっている」大谷直人・新最高裁判事が就任会見 

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「国民の目が厳しくなっている」大谷直人・新最高裁判事が就任会見 

最高裁判事に就任し、記者会見する大谷直人氏=17日夜、東京都千代田区の最高裁(栗橋隆悦撮影)

 前大阪高裁長官で最高裁判事に就任した大谷直人氏(62)が17日、最高裁で会見し、「国民と裁判所の距離は確実に縮まっているというのが実感。その分だけ、国民の目も厳しくなっている。気負うことなく1つ1つの事件に誠実に取り組んでいきたい」と抱負を語った。

 今年5月に施行から6年を迎える裁判員制度導入にあたり、最高裁刑事局長時代に制度設計に携わった。大谷氏は「7500件を超える裁判員裁判が実施されてきた。国民参加の特殊な裁判とみられがちだが、最も重い犯罪が裁判員裁判で裁かれている。特殊な裁判という意識から自由になることで、柔軟な運用が行われていくのではないか」と指摘。「法曹三者がそれぞれ自分たちの活動を振り返り、その内容を持ち寄って議論を深める必要がある」と感じているという。

 14日に定年退官した白木勇氏の後任。東大出身で昭和52年、判事補。最高裁事務総長を経て、平成26年7月から大阪高裁長官を務めた。

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