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ビットコイン、不正操作で9割超消失 社内システムに精通の人物が流用か

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ビットコイン、不正操作で9割超消失 社内システムに精通の人物が流用か

 仮想通貨「ビットコイン」の取引所「マウントゴックス」(東京)が大量のビットコインを消失したとして経営破綻し、警視庁サイバー犯罪対策課が電子計算機使用詐欺などの疑いで捜査している事件で、同課の解析の結果、消失したとされる約65万BTC(ビットコインの単位、約246億円相当)の9割以上が、社内システムの不正操作によって消失した可能性が高いことが2日、捜査関係者への取材で分かった。

 同社はこれまで、外部からの不正アクセスで消失したと主張してきた。社内システムの不正操作が主因と判明したことで、社内システムに精通した人物が顧客のビットコインを流用していた疑いが強まった。

 同課は、同社から任意提出を受けたビットコインの取引記録などを解析。その結果、約64万BTCは同社が管理する他の顧客の口座から、ビットコインの購入記録がない複数の不審な口座に移し替えられていたことが判明。外部からの不正アクセスで消失したのは約7千BTCにとどまることが分かった。

 ビットコインはインターネット上で取引される仮想通貨。同社は昨年2月、大量のビットコインが消失したとして東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同課に相談。同課は利用者の多い米国の捜査機関とも連携し、捜査を進めている。

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