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【衝撃事件の核心】日本に帰ってくる元日本赤軍「城崎勉」 かつての同志、追った捜査官から噴出する“複雑な思い”

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【衝撃事件の核心】
日本に帰ってくる元日本赤軍「城崎勉」 かつての同志、追った捜査官から噴出する“複雑な思い”

 府中刑務所に服役していた城崎受刑者に転機が訪れたのは52年だ。中東に渡り、国内の赤軍派と決別した日本赤軍のメンバーがパリ発東京行きの日航機をハイジャック、バングラデシュのダッカ空港に強制着陸させたうえ、身代金600万ドルや仲間の釈放を要求した。

 「人ひとりの命は地球より重い」。福田赳夫首相(当時)の最終決断で、日本政府はグループの求めに応じる「超法規的措置」に踏み切り、獄中の城崎受刑者も釈放され、日本赤軍に合流した。

元捜査官「なんとしても“結末”見たい」

 「一人の元捜査官としてなんとしても“結末”を見たい」。初代内閣安全保障室長の佐々(さっさ)淳行(あつゆき)氏(84)は思いを絞り出した。29年、国家地方警察本部(現・警察庁)に入庁、警備や公安畑の一線に立った。キャリアと並行して学生運動や過激派が隆盛。命をやりとりする修羅場を目の当たりにしてきた。

 45年、赤軍派のメンバーが北朝鮮に渡った日航機「よど号」ハイジャック事件、連合赤軍が人質を取って立てこもり、警察官の殉職者も出た47年の「あさま山荘」事件、そしてダッカ事件をめぐる超法規的措置。赤軍派と対峙(たいじ)してきた佐々氏にとって、怒りと無念が交錯する記憶だという。

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