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【衝撃事件の核心】日本に帰ってくる元日本赤軍「城崎勉」 かつての同志、追った捜査官から噴出する“複雑な思い”

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【衝撃事件の核心】
日本に帰ってくる元日本赤軍「城崎勉」 かつての同志、追った捜査官から噴出する“複雑な思い”

 約40年の時を経て、故国に帰る“闘士”は何を思うのか。1977年のダッカ日航機乗っ取り事件をめぐる「超法規的措置」で出国し、別の事件で米国で収監中の元日本赤軍メンバー、城崎勉受刑者(67)が年明けに釈放され、強制送還される見通しとなった。警視庁公安部は86年の在インドネシア日本大使館襲撃事件の国際手配容疑で逮捕する方針だ。戦後の事件史に深い爪痕を残した赤軍派。関係者たちも帰国を前に複雑な思いを抱く。

「超法規的措置」で釈放、日本赤軍に合流

 ハイジャック、乱射、爆破、同志の粛正…。昭和44年、過激派・共産主義者同盟(共産同)の極左として結成された赤軍派は、日本赤軍や連合赤軍などの母体となった。その後、各地で凄惨(せいさん)な闘争を繰り広げることになる。

 城崎受刑者は富山県出身で、徳島大学を中退後、共産同赤軍派に参加。軍事革命を目指し、金融機関を襲い資金を調達する「M(マフィア)作戦」に関与。46年に逮捕され、懲役10年が確定して服役した。

 一方、政府転覆を画策した赤軍派は44年、山梨県の大菩薩峠での軍事訓練を察知され、幹部を含め多くのメンバーが逮捕されて弱体化。京浜安保共闘(日共革命左派)と合流して連合赤軍となり、「総括」と称した仲間のリンチ殺人や「あさま山荘」事件に突き進み瓦解(がかい)していく。

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