求む!裁判所職員 ゆるキャラ・FB…最高裁がPR強化

 
最高裁が開設したフェイスブックページ。ゆるキャラ「さいたん」が採用情報を紹介する

 最高裁が就職活動中の学生らに向けたPRに力を入れている。売り手市場の傾向が強まる中、昨年は職員採用試験の申込者数が減少。「就職先の選択肢にしてもらうため、仕事内容をより知ってもらう必要がある」との危機感がある。

 最高裁は昨年12月、職員採用のためのフェイスブック(FB)ページを開設。ゆるキャラ「さいたん」が、仕事内容や各地の採用説明会の日程などを紹介する。

 募集するのは、裁判事務や司法行政事務を担当する「裁判所事務官」と、親子関係をめぐる裁判や少年事件を扱う「家裁調査官」。FBでは職員のインタビュー動画も公開。家裁調査官の仕事内容をイメージしてもらうため、昨夏には初めて学生向けインターンシップを東京で開催した。今夏は開催地を5カ所に拡大するほか、裁判所事務官のインターンシップも新設し、14日から公募を始める。

 最高裁によると、事務官の採用試験申込者数は平成27年度の一般職計1万9737人、総合職計1787人に対し、28年度は他の公務員試験と日程が重なったこともあり、一般職計1万4105人、総合職計1271人に減少した。

 「専門性を身につけることのできる魅力ある仕事。多くの方に応募してほしい」と担当者。採用試験申し込みは11日までインターネットで受け付けている。